「人工芝の良いところを教えてほしい」
「人工芝が気になるけど、デメリットも知っておきたい」
お客様から、このようなご意見を頂くことがあります。
そこでこの記事では、人工芝のメリット・デメリットを整理してまとめました。
また、人工芝のイメージがわくよう、人工芝専門業者の弊社が施工した7つの事例も紹介します。
人工芝の魅力から知っておくべき短所まで、大事なポイントをまとめました。ぜひご一読ください!
【人工芝の7つのメリット】
さっそくですが、人工芝の7つのメリットを上から順番にお伝えしていきます!
いつでも美しい緑色の芝を楽しめるのは、人工芝の大きな魅力です。
人工芝は正しく施工すれば雑草も生えにくいので、雑草で庭の景観が乱れてしまう心配もありません。
「自然を感じさせる緑色」が好きなのであれば、人工芝はピッタリだと思いますよ。
人工芝は天然芝のお庭と違って、日々のお手入れがほとんど必要ありません。
完全にゼロではないのですが、掃除機かホウキをかける程度です。
「日々のお手入れが面倒臭い」
「お手入れをする時間があまり確保できない」
という場合も、人工芝はおすすめです!
なお、人工芝の掃除・お手入れ方法は、別の記事で詳細にまとめています。詳しくはこちらをご覧ください。
「人工芝のお手入れ&掃除方法を完全まとめ!メンテナンスはこれで解決!」
維持費がほとんどかからないのも人工芝のメリットです。
天然芝のお庭の場合、芝刈り機や除草剤、肥料などの維持費用がかかります。
しかし、メンテナンスがほぼ不要な人工芝ではこのような費用は必要ありません。
さらに手入れの手間や時間もコストと考えると、維持費の差はさらに広がります。
人工芝を正しく施工すると、雑草が生えにくくなります。
人工芝は施工の際に雑草を根元から抜き防草シートも敷くので、施工前よりも雑草が減るのです。
これにより「雑草ボーボーのお庭になってしまった!」という心配もありません。
虫が出にくいのも人工芝のメリットです。
先述の通り人工芝を正しく施工すると雑草が減るので、虫のエサもなくなります。
また、弊社の使うコンクリート材質の下地材は、そもそも虫が生活できるような材質ではありません。
このような理由から、人工芝を敷くとむしろ虫は減るのです。
なお、人工芝の虫対策については、以下の記事でまとめています。詳細はこちらをご覧ください!
「「人工芝は虫がわく」は間違い!専門業者が教える4つの原因&対策!」
寝転んだりはしゃいだりしても泥や土で汚れないのは人工芝のメリットです。
なんなら軽い雨の日だって遊べちゃいます。(もちろん正しく施工されている場合に限りますが。)
小さなお子さんがいる場合は、なかなか大きなメリットではないでしょうか?
人工芝は日光で芝を育てる必要がないので、日当たりの悪い場所にも敷くことができます。
一方で、天然芝のお庭の場合、日当たりが悪いと苦労するかもしれません。
日当たりの悪いお庭の場合も、人工芝はおすすめです!
【人工芝の5つのデメリット】
メリットの次は、しっかりデメリットもお伝えしていきます。
特に「これから人工芝を導入しようか考えている」という方こそ、デメリットは知っておいていただけたらと思います!
一年中キレイな緑が楽しめるのは人工芝のメリットですが、ある意味季節感を感じにくいとも言えます。
「冬は芝が枯れた方が好み」というのであれば、人工芝は向いていないかもしれません。
ただ、これに関しては個人の好みなので、メリットにもデメリットにもなり得るのかな、と思います。
人工芝は「人工芝本体の費用+施工費用+材料費(下地材、防草シート等)」が初期費用としてかかります。
その分施工後の費用や手間はかからないのですが、初期費用は天然芝などのお庭と比べてやや高額です。
なお、人工芝の費用相場については、以下の記事でもまとめています。興味がある場合は、こちらもあわせてご確認ください。
「人工芝の費用相場って何円くらい?DIY・施工業者の料金相場まとめ!」
人工芝の耐用年数は大体8~10年ほどと言われています。
手入れの行き届いた天然芝と比べると寿命は短めですし、張り替えが面倒に感じるかもしれません。
ただ「8~10年に1回お庭を一新できる良い機会」との声もありました。人によってはポジティブに感じているようです。
ちなみに、上記はあくまで一般論。DIYの場合は1~3年で寿命が来ることも多いです。
逆に、弊社のような専門業者が施工した場合はプラス1.5年ほど長持ちすると言われたこともあります。
詳細は以下の記事で解説しているので、耐用年数について詳しく知りたい場合は以下を参考にしてください。
「人工芝の耐用年数は?劣化の原因&寿命を延ばす6つのポイント!」
人工芝は使用するにつれて、どうしても芝の毛が寝てしまいます。
(程度の差はあれ、どんなに質の高い人工芝を使っていても徐々に寝てしまいます。)
ただ、これに関してはある程度対策可能です。デッキブラシで逆の方向にブラッシングすれば、毛を起こすことができます。
それでも直らない場合は、ドライヤーで温風をかけながらブラッシングしてください。温風で毛が立ちやすくなります。
人工芝は熱に対してそこまで強くありません。
大抵の場合110℃程度までの熱なら耐えますが、それ以上の温度だと溶けてしまう可能性が高いです。
ただ、耐熱性を不便に感じるのはバーベキューをする時くらいなのではないでしょうか?
バーベキューについてもシート等の道具を用意すれば対策できるので、そこまでデメリットではないかな、と個人的には思います。
※バーベキュー対策については、以下の記事を参考にしてください。
「【対策すればOK】人工芝の上でバーベキューしよう!専門業者が教える3つの対策」
人工芝 | 天然芝 | |
景観 | 〇 1年中綺麗な景観を楽しめる | 〇 四季ごとの変化を楽しめる |
費用 | △ 施工費用は高いが、維持費用はかからない | 〇 施工費用は安いが、維持費用が少しかかる |
芝の寿命 | 〇 10年程度で張り替えが必要 | ◎ 数十年(手入れ次第では短い) |
メンテナンスの有無 | 〇 ほぼ不要(掃除機や水ふき程度) | △ 2~4週間に1回程度の手入れが必要 |
虫や雑草の有無 | 〇 わきにくい | △ わきやすい |
人工芝のメリット・デメリットを知りたい方の中には「人工芝と天然芝を比較している」という方も多いのではないでしょうか?
そこで、人工芝と天然芝の特徴を比較して表にまとめました。
特に大きな違いとしては「景観」と「初期費用」「日々のメンテナンスの有無」の3つかな、と思います。
詳しい違いと選び方のポイントについては、以下の記事を参考にしてください!
「人工芝と天然芝どっちを選ぶ?両者の違い&選び方のポイントまとめ!」
ここでは、人工芝の様々な施工事例を紹介していきます!
あなたのスペースに人工芝を設置するイメージがわくと思うので、ぜひ見てみてください!
まずは定番の施工である「お庭の人工芝への切り替え」です。
雑草だらけだったお庭を、人工芝に切り替えました。
テーブルやイスを置くことで、おしゃれで優雅なくつろぎスペースを実現しています。
こちらはお庭をドッグラン向けに人工芝施工した事例です。
ワンちゃんが走った摩擦で火傷しないよう、珪砂という砂をまいてケアしています。
ドッグラン向けの場合、DIYの施工ですと隙間や芝のめくれが起きやすく、ワンちゃんが危険です。
そのため、できる限り専門業者へ施工を依頼することをおすすめしています。
なお、ドッグラン用に人工芝を導入する人が知っておくべき知識は、以下の記事で解説しています。こちらも参考にしてください!
「人工芝を犬用・ドッグラン用に敷くメリット&デメリット!おしっこの臭い対策まで!」
こちらは人工芝で屋上にBBQスペースを作った事例です。
休みの日、家族や友人で屋上でBBQ……楽しいですよね。憧れる方も多いのではないでしょうか。
ただ、屋上の施工は一見簡単そうに見えて、実はかなり専門技術が必要な工事になります。
DIYでは転倒のリスクもあり危険なため、工事は専門業者に任せた方が安全です。
詳細:「東京都のご自宅屋上に人工芝を特殊接着工事」
こちらはご自宅のテラスに子どもが遊べるスペースを作った事例です。
どうしても活用しづらいテラスも、人工芝なら遊べるスペースに変えられちゃいます。
遊びだけでなく、縄跳びやストレッチなどの簡単な運動も可能です。
詳細:「東京都マンションのテラスに子供が遊べる人工芝を施工」
こちらは部屋の一室の床を人工芝にしたケースです。
フローリングから人工芝に切り替えると、このようにガラッと雰囲気が変わります。
室内の人工芝施工も人気で、ご自宅はもちろん、コンビニやオフィスなどの導入事例もございます。
こちらはカラー人工芝を組み合わせて、アートのような芝生を作った事例です。
人工芝は必ずしもグリーンだけではありません。グレーやラテ色など様々な色があります。
カラー人工芝については、以下の記事で詳しくまとめています。興味のある場合はこちらをご確認ください!
「色を組み合わせておしゃれに!カラー人工芝3つのメリット&施工事例まとめ」
こちらは人工芝でご自宅にパターゴルフを作った事例です。
「ゴルフが好きだけど近くに練習場がない」という場合、人工芝のパターゴルフはピッタリです。
以下の記事に人工芝のパターゴルフについて詳しくまとめています。気になる方はこちらをご覧ください。
「人工芝で自宅にパターゴルフを作ろう!メリット・施工内容・事例総まとめ!」
たまに「人工芝はカビが生えやすい」と勘違いされている方がいます。
ただ、これに関しては「ナイロン不使用の人工芝」を選べば心配ありません。
たしかに、ナイロンは吸水性が高くカビが生える可能性があります。
ですが、ポリエチレン、ポリプロピレン、アフラスなどの材質の人工芝は、ほぼカビの心配はないのです。
人工芝を選ぶとき「ナイロンが使われていないか」はぜひチェックしてみてください。
※詳しくは以下の記事を参考にしていただけたらと思います。
「人工芝にカビを生やさない簡単な方法!専門業者が教える効果抜群の対策!」
【人工芝の7つのメリット】
【人工芝の5つのデメリット】
人工芝のメリット・デメリットをお伝えしました。
強み・弱みを把握した上で、後悔なく人工芝を選んでいただけたらと思います。
DIYで人工芝を施工する場合には、下記の記事が参考になりますので、よろしければご覧ください。
人工芝をDIYで施工する方法|初心者でも簡単にできるやり方をプロが解説!
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