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人工芝は「ロールタイプ」一択!その理由とDIYでの施工方法をプロが解説

更新日:

 

人工芝には、大きく分けて「ロールタイプ」と「ジョイントタイプ」の2種類があります。

 

このうち、人工芝専門の施工業者「日本人工芝計画」がおすすめしているのは、ロールタイプです。

 

本記事では、弊社がロールタイプをおすすめする理由やDIYでの施工方法を詳しくお伝えします。

 

なお、はじめに結論を申し上げると、ロールタイプはジョイントタイプよりも「景観がきれいになる」ことがメリットですが、これは「人工芝の品質」に大きく左右されます。

 

ホームセンターなどで売られている安価なロールタイプの人工芝では、プロが施工しても下の写真のように、継ぎ目がわかりやすくなることがありますのでご注意ください。

 

 

人工芝をきれいに仕上げたい方は、専門業者に依頼することをおすすめします

 

弊社でも、これまで多数のご依頼を受けてきました。下記からご連絡いただければ、見積もりは無料でお出しいたしますので、お気軽にご相談ください。

 

 

ロールタイプの人工芝を使った施工事例3選

まずは、弊社がロールタイプの人工芝を使って施工した事例を3つ紹介します。

 

 

事例1. ロールタイプできれいな景観を実現

 

 
 
 
 
 
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ロールタイプの人工芝の特徴は、継ぎ目が目立ちにくいことです。

 

この事例では、ほとんど継ぎ目がわからない、きれいな人工芝の庭に仕上げました。

 

 

事例2. 人工芝を花壇に沿って曲線状に施工

 

 
 
 
 
 
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ロールタイプの人工芝は、設置場所に合わせて自由にカットできます。

 

このお庭ではレンガで曲線状の花壇を作り、それに沿って人工芝を敷きました。

 

 

事例3. 自宅に念願のパター練習場を設置

 

 
 
 
 
 
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ロールタイプの人工芝を使えば、この事例のように実際のゴルフ場を想定したパター練習スペースも作れます。

 

ただし、施工には専用の下地材やセメント、特殊な仕上げ材などが必要で、DIYでは難しいです。そのため、専門家に依頼することをおすすめします。

 

なお、人工芝でパターの練習場を作りたいとお考えの方は、以下の記事も参考にしてみてください。

 

人工芝で自宅にパターゴルフを作ろう!メリット・施工内容・事例総まとめ!

 

以上、弊社が担当した施工事例を紹介しました。

 

ほかの事例もご覧になりたい方は、下記のページをチェックしてみてください。

 

 

人工芝には「ロールタイプ」と「ジョイントタイプ」がある

 

ホームセンターやネット通販などで売られている人工芝には、「ロールタイプ」と「ジョイントタイプ」の2種類があります。

 

まずロールタイプとは、以下の写真のように筒状で販売されている人工芝のことです。

 

 

一般的には、「幅1m×長さ5m」「幅1m×長さ10m」「幅2m×長さ10m」などのサイズで売られており、購入した人工芝は設置箇所に合わせてカットして使います。

 

次に、ジョイントタイプは下の写真のように、正方形で売られていることが多いです。(写真はジョイントタイプ人工芝を4枚組み合わせたものです)

 

 

これを組み合わせて庭やベランダに敷くだけで、簡単に人工芝を施工できるのがジョイントタイプの特徴です。

 

 

ロールタイプの人工芝をおすすめする理由4選

 

弊社は、人工芝はロールタイプを選ぶことをおすすめしています。

 

その理由は、以下の4つです。

  1. 景観がきれいになる
  2. 施工場所に合わせてカットできる
  3. 広範囲に施工しやすい
  4. 手触りが良い

ここでは、それぞれについて詳しく見ていきます。

 

 

理由1. 景観がきれいになる

 

 

ロールタイプは、ジョイントタイプと比較して、圧倒的に継ぎ目が少なくなります

 

人工芝を敷いたときに、目立ちやすいのが継ぎ目の部分です。

 

ジョイントタイプは継ぎ目が多くなるので、景観を損ないやすいのが欠点です。

 

一方、ロールタイプはジョイントタイプよりも継ぎ目を少なくできます。

 

プロが施工すれば、継ぎ目はほとんど目立たないため、設置した庭やベランダの景観が良くなります。

 

 

理由2. 施工場所に合わせてカットできる

 

 

ジョイントタイプは、正方形を組み合わせて施工箇所に敷いていきます。

 

しかし、基盤が硬いものが多いため、曲線などに合わせてカットすることは難しいです。

 

この点、ロールタイプはカットして使うことが前提になっています。

 

設置する庭やベランダの形に合わせてカットできるため、地面が見える箇所がなくなり、全体がきれいな緑の景観になります

 

 

理由3. 広範囲に施工しやすい

 

 

ジョイントタイプは施工場所が広くなるほど、必要な枚数が増えます。

 

その分、つなぎ合わせる作業も多くなり、施工が大変になるのが難点です。

 

一方でロールタイプは、施工場所が広くても狭くても、同じようにロールを転がして敷き詰めるだけです。

 

このため、ジョイントタイプほど労力が大きく変わることはありません

 

 

理由4. 手触りが良い

 

 

ジョイントタイプは、接合する際に芝葉が巻き込まれないよう短くなっており、葉の密度も低いものが多いです。

 

これに対して、ロールタイプはさまざまな品質のものが販売されており、芝葉が長くて高密度の商品を選ぶと、ふかふかの触感を楽しめます

 

質の高い人工芝なら、子どもが遊ぶ際も「チクチクして痛い」ということがありません。

 

 

市販されているロールタイプの人工芝の選び方

取扱店

商品名

芝丈

価格芝葉の素材耐用年数

コメリ

ヴィクトリア30mm3,980円ポリエチレン記載なし

DCMグループ

防水・透水 人工芝35mm5,368円記載なし記載なし

カインズ

丸巻 リアル人工芝35mm4,960円ポリエチレン約5年

コーナン

防草 ガーデンターフ

約40mm

4,928円

ポリエチレン、

ポリプロピレン

記載なし

ナフコ

Nリアル人工芝30mm4,807円

ポリエチレン、

ポリプロピレン

約4~5年

アイリスオーヤマ

リアル防草人工芝30mm2,980円

ポリエチレン、

ポリプロピレン

記載なし

ニトリ

ロール人工芝20mm2,197円

ポリエチレン、

ポリプロピレン

記載なし

【参考】

専門業者が使用する人工芝

人工芝【防災認定取得】30mm8,360円ポリエチレン約10年

※価格は1x2m換算で税込表示です

※耐用年数は「耐候年数」や「耐光年数」と表記されていたものもまとめて表記しています

 

市販されているロールタイプの人工芝の代表的な商品としては、上の表のものが挙げられます。

 

市販品の人工芝を選ぶ際のポイントは、以下の3点です。

  1. 大きめのサイズで購入する
  2. 芝丈40mm以上のものは避ける
  3. 防草シート一体型は避ける

これらのポイントを頭に入れながら人工芝を探すと、品質の高いものを選べます。

 

人工芝の選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてチェックしてみてください。

 

人工芝専門会社が徹底比較!ホームセンターで購入できる人工芝の特徴は?

 

 

ロールタイプのおすすめは「高級リアル人工芝」

 

ホームセンターやネット通販で売られている人工芝に共通する弱点として、太陽光の下ではテカテカして「プラスチック感」が出てしまうことがあります。

 

そこで、天然芝のようなリアルな質感を求める方には、弊社が施工に使用している「高級リアル人工芝」がおすすめです

 

高級リアル人工芝が優れている点は、以下の7つです。

  1. 芝葉が高密度のためクッション性&肌触りバツグン
  2. ポリエチレン製のため紫外線で劣化しにくい
  3. 形状記憶効果があり芝葉がぺちゃんこになりにくい
  4. 2m×10mの長い人工芝のため、継ぎ目が目立ちにくい
  5. 基布が二重構造で耐久性も優秀
  6. グレースケールテストで最高等級を取得
  7. 防炎認定を取得済み

それぞれのポイントについては、下記の記事で詳しくお伝えしています。

 

日本人工芝計画の高級リアル人工芝7つの魅力【プロが選ぶ至高の一品】

 

この高級リアル人工芝をご自宅のお庭に使いたい方は、弊社までお気軽にご相談ください。

 

 

DIYでロールタイプの人工芝を施工する方法6ステップ

 

ロールタイプの人工芝をDIYで敷く際は、以下の6ステップを踏むときれいに施工できます。

  1. 施工箇所のサイズを測る
  2. 下地を作る
  3. 防草シートを敷く
  4. 人工芝をカットする
  5. 人工芝をジョイントする
  6. 人工芝を固定する

それぞれの工程を詳しく見ていきましょう。

 

 

ステップ1. 施工箇所のサイズを測る

 

 

まずは、メジャーなどで人工芝を設置する箇所の面積を測定します

 

そのうえで、下の図のように人工芝の割り付けを考えてください。

 


割り付けを考える際のポイントは、以下の2点です。

  1. なるべく継ぎ目が少なくなるようにする
  2. 芝の向きに注意する

まず、人工芝は継ぎ目が少ないほうが景観が良くなります

 

このため、割り付けの時点で、継ぎ目がなるべく少なくなるよう工夫すると良いです。

 

また、見落としがちなのは、人工芝には「芝の向き」があることです。

 

向きが不揃いだと景観を著しく損ねるため、芝の向きが同じになるよう割り付けをしてください。

 

芝の向きについては、下記の記事で詳しくお伝えしています。

 

人工芝にはキレイに見える向きがある!芝目の向きを合わせる敷き方も公開!

 

 

ステップ2. 下地を作る

 

 

人工芝の庭の景観を良くするためには、「下地作り」が重要です

 

まずは、人工芝を敷く前に雑草を取り除いてください。

 

特にマンホールの周りや壁際など人工芝の隙間になりやすい箇所は、雑草の根が残っていると後から再び生えてきてしまうこともあるため、入念に作業します。

 

雑草を撤去できたら、地面を整地して「下地材」を敷き詰めます。

 

人工芝の下地の作り方については、下記の記事でもお伝えしていますので、ご興味のある方は併せてご覧ください。

 

人工芝は下地が命!DIYでの下地の作り方3ステップ

 

 

ステップ3. 防草シートを敷く

 

 

続いて、下地材の上に「防草シート」を敷きます

 

防草シートには、人工芝の下に日光が入って、雑草が生えてくるのを防ぐ役割があります。

 

施工箇所に敷き詰めたら、釘でシートを固定してください。

 

防草シートの選び方や正しい敷き方については、下記の記事も参考になります。

 

人工芝の下に防草シートが必要な3つの理由!正しい敷き方&コツも紹介!

 

 

ステップ4. 人工芝をカットする

 

 

防草シートを敷いたら、その上に人工芝を仮置きして必要なサイズを確認します。

 

そのうえで、定規とカッターを使って人工芝を切っていきます

 

人工芝をカットする方法は、下記の記事で詳しく紹介していますので、ご興味のある方は併せてご覧ください。

 

人工芝のカット方法まとめ!必要な道具4選&失敗しないための2つのコツ

 

 

ステップ5. 人工芝をジョイントする

 

 

続いての工程は「人工芝のジョイント」です。ここでは、カットした人工芝同士をつないでいきます。

 

継ぎ目の部分は、指でガリガリなぞると目立ちにくくなります。

 

継ぎ目を合わせ終わったら、1mほどの間隔でU字釘を打ってください。

 

なお、人工芝の継ぎ目対策については、下記の記事でもお伝えしています。

 

人工芝の継ぎ目を隠す方法8選!対策から応急処置、原因まで完全まとめ

 

 

ステップ6. 人工芝を固定する

 

 

最後に、外周部分の人工芝もU字釘で固定したら施工は完了です

 

ただし、DIYで人工芝を施工すると、ロールタイプでも継ぎ目が目立つことがあります。

 

そのため、美しい仕上がりを希望される方は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

 

弊社でも施工を承っておりますので、下記からお気軽にご相談ください。

 

 

ロールタイプの人工芝に関するQ&A

 

最後に、ロールタイプの人工芝に関してよく聞かれる質問にお答えします。

 

 

Q1. 施工にかかる費用の相場は?

 

DIYで施工する際の費用は「約4,300円/㎡」が目安で、その内訳は下記のとおりです。

 

人工芝

3,400円/平米

防草シート

300円/平米

下地材

300円/平米

副資材(釘など)

300円/平米

 

また、専門業者に依頼する場合は、設置場所の状況や人工芝の種類によって大きく異なります。

 

弊社では、見積もりを無料で出しておりますので、下記からお気軽にお問い合わせください。

 

 

Q2. ベランダにもロールタイプを設置して良い?

 

もちろん問題ありません。

 

弊社でもベランダに人工芝を設置する際は、ロールタイプを使用しています。

 

なお、下記の記事では、ベランダに人工芝を敷くメリットを紹介していますので、ご興味があれば併せてチェックしてみてください。

 

ベランダ・屋上・バルコニーに人工芝を敷く4つの魅力&マメ知識総まとめ!

 

 

Q3. 人工芝の余った切れ端の活用方法は?

 

ロールタイプの人工芝を使用すると、切れ端が余ることがあります。

 

その切れ端は、ティッシュボックスに貼ったり、棚に敷いたりすると、おしゃれなインテリアになります。

 

このように人工芝をインテリアに活用した事例は、下記の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。

 

人工芝のインテリア事例21選!お部屋や壁・トイレ・玄関のアレンジ集!

 

 

Q4. ロールタイプの人工芝を補修するには?

 

ロールタイプの人工芝を敷いた後で、表面がでこぼこしてきた場合は、下記の流れで補修します。

  1. 該当箇所の人工芝を切り抜く
  2. 防草シートを剥がす
  3. でこぼこを削る(埋める)
  4. もとに戻してU字釘で固定する

補修方法の詳細については、下記の記事をご覧ください。

 

人工芝のでこぼこの直し方は?原因から補修方法まで解説!

 

ただし、正しく下地材を撒いて、防草シートを敷けば、人工芝がでこぼこすることはあまりありません。

 

 

ロールタイプの施工は日本人工芝計画にお任せください!

 

本記事でお伝えしたとおり、庭やベランダに人工芝を施工する際には、ロールタイプを選ぶことをおすすめします。

 

ただし、ロールタイプの人工芝は、施工の難易度が少し高いです。

 

そのため、ご自身で設置するのが不安な方は、お気軽に弊社までご相談ください

 

まずは現地を確認したうえで、無料でお見積もりをいたします。