人工芝専門の施工業者の日本人工芝計画では、庭やベランダに人工芝を敷こうと考えている方から、よく以下のようなご質問をいただきます。
「人工芝は、夏に熱くなるって本当?」
「人工芝の上でプールをやっても大丈夫?」
「人工芝の庭にすれば、雑草の処理から解放されるの?」
本記事ではこれらの疑問を解消し、安心して人工芝を設置していただくために、「夏場の人工芝」についてお伝えします。
なお、日本人工芝計画では、お客様からのご要望に合わせて、庭やベランダ、屋上など場所を問わずに人工芝の施工を承っています。
これから人工芝を敷こうと考えていらっしゃる方は、ぜひ下記のボタンから弊社までご相談ください。
まずはお話をお伺いして、無料で施工費用の見積もりを出します。もちろん、金額を確認してからお断りいただいても構いません!
「夏の人工芝」に関して多くの方が心配されるのが、「日光で芝が熱くならない?」ということです。
正直に申し上げると、夏の強い日差しを浴びた人工芝は、表面が60度程度まで熱くなってしまうことがあります。
これは、人工芝が熱を吸収しやすい化学繊維でできていることが原因です。
熱くなるといっても、最高で60度前後までなので、ヤケドするほどではありません。
ただ、そうはいっても、裸足で直接芝の上に乗るにはためらってしまうくらいの温度です。
また、人工芝でドッグランを作っている場合には、犬ちゃんが暑がってあまり遊ばなくなることがあります。
このように、夏に熱くなってしまうことは人工芝の大きな欠点に思えますが、実はその対策は非常に簡単です。以下では、人工芝の温度を下げる具体的な方法をお伝えします。
夏に人工芝の温度が上がってしまったら、ホースなどで表面に水を撒けばすぐに温度は下がります。
人工芝の素材は熱くなりやすい一方、冷めるのも早いのが特徴です。
このため、庭に出る直前にサーっと水を撒いておけば、表面の温度は裸足で歩いても差し支えないくらいにまで下がってくれます。
人工芝のなかには、「遮熱効果」のある商品も販売されています。このような遮熱タイプの人工芝を選ぶことで、表面の温度の上昇を軽減できます。
ただし、日本人工芝計画で検証したところ、「遮熱」と書いてあったとしても、実際に強い日光を浴びると熱くなってしまう人工芝もありました。
そこで、弊社ではテストにテストを重ねた末、本当に遮熱効果が認められた「O2(オーツー)」という製品を施工に使用しています。
高温への対策として、ご自宅に「人工芝 O2」を敷きたい方は、ぜひ弊社までご相談ください。
【夏場の人工芝の5つのメリット】
夏場の人工芝のメリットとしては、上記の5つが挙げられます。それぞれのメリットについて順番に見ていきましょう。
お子様がいらっしゃるご家庭では、夏になると、庭でプール遊びや水遊びをすることもあるかと思います。
ただ、庭が天然芝や土だった場合、水を使って遊ぶと、服や手足が泥で汚れてしまうのが気になるところです。
この点、人工芝の庭なら、泥汚れを気にせずにご自宅でプール遊びや水遊びができます。もしプールから水が溢れてしまったとしても、地面がぬかるむ心配はありません。
プール遊び・水遊びをした後は、サッと体についた水滴を拭けば、そのまま部屋の中に入れます。
また、人工芝はクッション性があるため、ビニールプールを置いても底が傷つきにくく、プールの寿命が伸びるというメリットもあります。
ただし、以上の話は「人工芝が正しく施工されていること」が前提です。
例えば、下地作りに不具合があると、プールの重みで地面の一部が凹んでしまったり、水はけが悪くなったりする可能性があります。
このような事態を避けるためには、専門業者に頼んで正しく施工してもらうのが一番です。
もしもDIYで施工したい場合には、下地材にこだわってください。
DIYではよく下地材として「山砂」が使われますが、これは浮力が高くて水分を含むと下地が崩れやすいため、あまりおすすめできません。
また、DIYでの施工の際は、1本1本の芝葉に厚みがある人工芝を選ぶと良いです。
その理由は、薄い芝葉のタイプではプールのような重いものを置くと、すぐにぺしゃんこになってしまうためです。
なお、人工芝の上でプールをするための準備については、下記の記事でより詳しくお伝えしています。
人工芝ならプールも足も汚れない!庭でプールを楽しむための準備とは?
人工芝の庭にすると、夏でも雑草が生えにくくなります。
本来、夏場は植物が育ちやすいため、天然芝の庭では草刈りが大変な時期です。庭が土の場合も、夏になると雑草がたくさん生えてくるため、草むしりをしなければなりません。
炎天下で蚊などの虫を気にしながら庭の手入れをするのは、なかなか骨が折れるものです。
この点、人工芝を設置する際は徹底的な雑草対策をするため、夏でも雑草が生えにくくなります。
どうしても隙間ができてしまいがちな外周部分からは、雑草が生えてきてしまうこともありますが、それでもちょっと摘むだけで終わるため、作業自体は非常に楽です。
「庭の草むしりには、もううんざり!」という方は、ぜひ人工芝の施工を検討してみてください。
なお、人工芝と雑草の関係については、以下の記事でもお伝えしています。
人工芝の雑草対策4選!生える原因~防草シートの敷き方まで総まとめ!
人工芝を正しく施工すると、夏でも虫がわきにくくなります。
その理由は、雑草がなくなったり日光が遮断されたりして、虫が生活しにくい環境が作られるためです。
人工芝で虫がわきにくくなる理由の詳細については、下記の記事をご参照ください。
「人工芝は虫がわく」は間違い!専門業者が教える4つの原因&対策!
もしも、人工芝の庭にしたのにも関わらず、たくさん虫が寄ってくるのであれば、施工不良の疑いがあります。
そもそも、人工芝の施工の際には「防草シート」を敷くことで日光を遮断し、雑草が生えてこないようにします。
こうしてエサとなる植物が減るため、人工芝にはあまり虫が寄ってきません。
その防草シートが施工の際に破れたり、隙間ができたりしていると、そこから日の光が入って雑草が生えてしまい、虫も寄ってくることにつながります。
人工芝のお庭で虫にお困りの方は、ぜひお気軽に日本人工芝計画までご相談ください。ご事情をお伺いしたうえで、施工不良の箇所があれば、すぐに直しに行きます。
庭を人工芝にすると、きれいな緑の景観のなかでバーベキューを楽しめます。
人工芝でのバーベキューは景観の良さに加えて、前述のとおり虫があまり寄ってこないことも大きなメリットです。
「虫は苦手だけれど、庭でバーベキューを楽しみたい!」という方には、人工芝はとてもおすすめです。
また、人工芝は庭以外の場所でも、テラスや屋上などに設置することで、殺風景だった場所を緑が映える素敵なバーベキュースペースに変えられます。
さらに、人工芝は食べ物や飲み物をこぼしてしまっても掃除は簡単で、基本的には汚れた場所を濡れたモップで拭くだけで構いません。
もしも油汚れが付いてしまったら、油汚れ用の洗剤で掃除してから、水で濡らしたモップで拭き取ることできれいになります。
ただし、汚れを落とすために人工芝へ熱湯をかけることだけは、絶対にしないでください。高温によって人工芝が変形してしまいます。
人工芝はあまり熱に強くないため、バーベキューをする際にも簡単な対策が必要です。具体的には、以下の3つの対策を施してください。
【人工芝の上でBBQをする際の3つの対策】
人工芝の上でバーベキューをする際の注意点については、下記の記事で詳しくお伝えしています。
【対策すればOK】人工芝の上でバーベキューしよう!専門業者が教える3つの対策
天然芝の庭と比較したとき、人工芝は面倒な水やりや芝刈りなどの手入れがいらないことも1つの魅力です。
天然芝はきれいな景観を保つためにお手入れが必須で、定期的に芝刈りをして長さを整えたり、芝葉が枯れないように水やりをしたりしなければなりません。
特に暑い夏場には、芝刈りや水やりの頻度が多くなります。
一方で、人工芝は日々のメンテナンスはほぼ不要で、汚れが気になったときに掃除機をかけるかホウキで掃くだけで結構です。
人工芝のお手入れの詳細は、下記の記事をご参照ください。
人工芝のお手入れ&掃除方法を完全まとめ!メンテナンスはこれで解決!
お客様から人工芝についてお問い合わせいただくなかで、「夏場の紫外線で劣化しない?」と質問されることがあります。
結論から申し上げると、紫外線によって劣化する人工芝もあります。
ただし、これは耐久性の低い人工芝に限定した話です。
もちろん、紫外線で劣化しないように、耐久性を高くして作られている人工芝も販売されています。
「紫外線で劣化する/しない」を見分けるには、「グレースケール(変退色)テストの結果」を確認すればすぐにわかります。
グレースケールテストとは、紫外線テストや摩擦テストを膨大な回数おこなって、「その人工芝は何年持つのか」という耐久性を測った試験のことです。
テストの結果は「1級〜5級」の5段階で判定され、最も耐久性が高かった人工芝には「1級」が与えられます。
ただし、ホームセンターや通販で販売されている安価な人工芝では、グレースケールテストはほとんど実施されていないのが実情です。
夏の強い紫外線を浴びても劣化しない人工芝を選ぶためには、購入前にグレースケールテストの結果をチェックすることをおすすめします。
理想的なのは、1級を取得している人工芝を選ぶことですが、予算オーバーの場合は3~4級のものでも構いません。
最低限、「グレースケールテストを実施している」人工芝を選ぶようにしてください。
もし、ホームセンターや通販サイトなどで気になる人工芝に、グレースケールテストの結果が表示されていなければ、少し手間にはなりますが、販売業者に問い合わせてみるべきです。
そもそもグレースケールテストを実施していない人工芝も多いため、あえて表示していない可能性も考えられます。
そのようなテスト未実施の人工芝は、劣化が早い傾向があるので避けたほうが無難です。
人工芝でおしゃれな庭やベランダを作ることで、気分も上がり、夏をより楽しく過ごせるようになります。
おしゃれな人工芝の庭・ベランダにするためのアイデアは、下記のとおりです。
【おしゃれな人工芝の庭を作る5つのアイデア】
人工芝でおしゃれな庭を作る方法は、下記の記事で詳しくお伝えしていますので、ご興味のある方は併せてご覧ください。
人工芝でおしゃれな庭を作りたい!人気の理由と5つの方法を紹介
また、下記では、弊社が過去に施工した事例を紹介しています。こちらも、おしゃれな庭・ベランダ作りの参考になりますので、よろしければチェックしてみてください。
【夏場の人工芝の5つのメリット】
本記事でお伝えしたとおり、夏場の人工芝にはメリットが多いです。
たしかに、「日光で熱くなりやすい」という欠点もありますが、これは散水するだけで簡単に対策できます。
このことから、夏の人工芝はメリットのほうが多いと考えられますので、「人工芝を敷こうか迷っている」という方は、ぜひ前向きに施工をご検討ください。
なお、下記の記事では、人工芝をDIYで施工する方法を紹介しています。ご自身で人工芝を敷く際は、記事の内容を参考にしてみてください。
人工芝をDIYで施工する方法|初心者でも簡単にできるやり方をプロが解説!
また、日本人工芝計画は人工芝専門の施工業者として、庭やテラス、屋上などへの施工を承っています。
お客様のご事情をヒアリングしたうえで、最適な工事プランを提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。