「夏は庭でプールを楽しみたいけれど、足が汚れるのが嫌だ」
「プールが泥だらけになるから、片付けが面倒」
このように考えている方におすすめなのが人工芝です。
ご自宅の庭に人工芝を敷けば、プールを楽しむ際に足が汚れることはありません。
さらに、プール自体にも泥がつかないため片付けも簡単です。
本記事では「汚れない」以外にもあるプールに人工芝をおすすめする理由や不安なく楽しむための準備、直射日光下での人工芝の暑さ対策を解説していきます。
なお、プールを楽しむ際に重要なものの一つが、水はけの良い下地づくりです。
記事の中でDIYで下地を作る方法を紹介していますが、自分でやるのが不安な方はお気軽に人工芝専門の施工会社「日本人工芝計画」までご相談ください。
下記のリンクから、お問い合わせいただけます。
庭でのプール遊びに人工芝がおすすめな理由は、次の3つです。
以下では、ひとつひとつを詳しく見ていきます。
理由の1つ目は、「足やプールが汚れにくい」ことです。
土や砂利の庭や天然芝の上でプール遊びをすると、どうしても濡れた足に土や芝生がついてしまいます。
そのため、プール遊びが終わった後にそのまま家に入ると床が汚れて大変ですし、使い終わったプールの底の掃除も面倒です。
一方、人工芝であれば足が泥で汚れることもなく、少し拭くだけですぐ家の中に戻れます。
また、プール自体にも汚れが付かないので、後片付けがぐんと楽になります。
「プールが傷みにくい」ことも人工芝をおすすめする理由の1つです。
砂利などの凸凹のある庭にビニールプールを設置した際に恐いのが、底に傷がついたり穴が空いたりしてしまうことです。
また、コンクリートに直接置くと、コンクリートの熱でビニールプールが溶けてしまう可能性もあります。
その点、人工芝の上にプールを設置すれば、クッション性があるので底が傷まず、消耗をグッと抑えられます。
最後の理由は、人工芝なら「虫がわきにくい」ことです。
蚊や蠅などの虫を気にしながらでは、せっかくのプールも楽しく遊べません。
人工芝なら次のポイントを押さえてきちんと施工することで、虫がわくことを防げます。
これらの対策を取ることで、土の庭や天然芝の庭に比べて、虫に悩まされることが少なくなります。
人工芝の虫対策は以下の記事でさらに詳しく紹介していますので、ご興味のある方は読んでみてください。
「「人工芝は虫がわく」は間違い!専門業者が教える4つの原因&対策!」
人工芝の庭でプールや水遊びをする際は、以下の3つを準備することをおすすめします。
それぞれ順番に見ていきましょう。
必要な準備の1つ目は、「しっかりとした下地を作る」ことです。
正しく施工した下地の上に防草シートと人工芝の2枚のシートを敷くことで、プールの排水をするときに芝の下の土がどろどろになる心配がなくなります。
人工芝の下地の作り方は、以下のとおりです。
DIYでの下地の作り方は、以下の記事でも解説しています。自分で施工したい場合には、ぜひ参考にしてみてください。
もしも下地がうまく作れていないと、プールや水の重みで人工芝の一部分が凹んでしまう可能性があります。
また、地面に凹凸があるとプールの傷みにもつながるため、下地はしっかりと作ることをおすすめします。
DIYでの施工に不安がある場合には、お気軽に弊社までご依頼ください。まずは下記のリンクから無料でお見積りいただけます。
なお、下地材にはコンクリート材質の砂を使うことがおすすめです。
コンクリート材質の砂は水はけが良く固まりやすいため、人工芝の下の土がどろどろになりにくいという特徴があります。
この人工芝に最適な下地材で施工をしたい方は、弊社までご相談ください。
ちなみに、ホームセンターで下地材を購入したい場合には、「珪砂」ではなく「山砂」や「川砂と固まる土を混ぜたもの」を選ぶことがおすすめです。
人工芝の種類を選ぶ際は、ナイロン製のものは避けたほうが良いです。
ナイロン製の人工芝は吸水性が高いので、プール遊びで芝葉が濡れると上の写真のようにカビが生える危険性があります。
このため、以下のような素材が使われた人工芝を選ぶようにしてください。
また、下地材によっては地面にカビが生える可能性もあります。
人工芝のカビ対策については以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
「人工芝にカビを生やさない簡単な方法!専門業者が教える効果抜群の対策!」
人工芝を購入する際は、「透水穴が空いている」ことも確認するようにしてください。
透水穴は上の写真のように人工芝の裏面に等間隔に空けられているもので、ここを通じて雨や水が排水されます。
安価な人工芝だと稀にこの透水穴が空いていないことがあったり、数が少なかったりする場合があります。
プールだけでなく雨対策のためにも、購入の際は念のため透水穴があることを確認することが大切です。
ただし、この水抜き用の透水穴は雑草の出口になりやすいというデメリットがあります。
穴から日光が差し込んで雑草が生えてしまうため、防草シートを敷いて光を遮断し、植物が育ちにくい環境を作ってください。
防草シートの正しい敷き方やコツは以下の記事で紹介しています。
「人工芝の下に防草シートが必要な3つの理由!正しい敷き方&コツも紹介!」
なお、下記の記事ではDIYで人工芝を施工する全体的な流れを紹介しています。ご興味のある方は、併せてご覧ください。
人工芝をDIYで施工する方法|初心者でも簡単にできるやり方をプロが解説!
庭でのプール遊びと相性のいい人工芝ですが、唯一のデメリットは芝が熱くなることです。
人工芝の素材はざっくりいうとプラスチックなため、直射日光を浴び続けると60度くらいまで芝が熱くなってしまいます。
ただし、表面が熱くなってしまっても、ホースで水を撒けば簡単に温度は下げられます。
庭でプール遊びや水遊びをするときは、直前に水を撒いておけば温度の上昇を抑えられておすすめです。
夏場の人工芝の特徴や対策については、以下の記事でも詳しく解説しています。
「夏場の人工芝ってどうなの?熱さ・紫外線の対策やメリット&デメリットまとめ!」
庭でのプール遊びに人工芝をおすすめする理由は、以下の3つです。
ただし、人工芝の上で不安なくプールを楽しむためには、しっかりとした下地作りが欠かせません。
下地作りはDIYでもできますが、「水はけ」「防草」「防虫」の対策がしっかり取られた人工芝の庭にするには、最適な素材や技術が必要です。
ご自身で施工することに不安のある方は、お気軽に弊社までご依頼ください。下記のリンクからお問い合わせいただけます。