日本人工芝計画

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人工芝に接着剤はいらない?必要なケースから塗り方まで解説!

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「DIYで人工芝を設置するとき、接着剤は必要なのかな」

「人工芝専用の接着剤はあるんだろうか」

 

人工芝の設置を検討しているものの、こんな悩みをお持ちではありませんか?

 

結論からいうと、接着剤は常に必要なわけではありません。

 

この記事では、人工芝専門会社である弊社が、以下の内容についてまとめました。

 

  • 人工芝を設置する際に接着剤が必要なシーン
  • 人工芝に使われる接着剤の種類
  • 人工芝への接着剤の塗り方
  • 人工芝に使う接着剤を選ぶ際の注意点

 

ポイントを押さえることで適切な接着剤を選べるようになりますので、ぜひご覧ください!

 

 

接着剤は人工芝をコンクリートや床材の上に設置する際に使う

 

人工芝の設置に接着剤が必要になるのは、屋上やテラスなどのコンクリートや床材の上に人工芝を設置するときです。

 

人工芝同士をジョイント(接着)する際や、人工芝の外周をコンクリートや床材に固定する際に接着剤を用います。

 

人工芝をコンクリートや床材に施工する際の流れは、大まかにいうと次の6ステップです。

  1. 地面の清掃
  2. 人工芝の仮止め【接着剤使用】
  3. 設置面の形に合わせて人工芝をカット
  4. 人工芝同士をジョイント(接着)【接着剤使用】
  5. 人工芝の外周を接着【接着剤使用】
  6. 接着剤やゴミの掃除

なお、庭や土の上に人工芝を設置するときには、接着剤は使わずにU字釘で固定します。

 

「人工芝を庭や土に固定する方法を知りたい」という場合は、以下の記事をご覧ください。おすすめのピンやきれいに見えるピンの打ち方を解説しています。

 

人工芝の固定に使うピンは?釘の打ち方・本数・長さなど完全ガイド!

 

 

人工芝に使われる接着剤の種類

人工芝の設置に使われる接着剤は、工程によっていくつか種類があります。

 

ここでは、代表的な以下の3つの接着剤について、種類と注意点を紹介します。

  • 両面ブチルテープ
  • ウレタンボンド
  • 床材用セメダイン

工程に応じて適切な接着剤を使うかどうかで仕上がりや安全性が変わってきますので、どの場面で使われる接着剤かを意識して選んでみてください。

 

 

1. 両面ブチルテープ

 

出典:Amazon

 

両面ブチルテープとは、人工芝にも使える防水両面テープです。

 

発砲ブチルゴム基材にアクリル系粘着剤を塗布してあり、人工芝同士を接着させる際に使います。

 

耐水性や耐久性に優れているため、屋内に人工芝を接着する際にも使用することがあります。

 

ただし、屋上やテラスなど屋外に設置する際には、両面ブチルテープだけでは不十分です。他の接着剤でしっかり補強する必要があります。

【注意点】

  • 人工芝の素材によっては接着が悪い場合がある
  • 設置場所によってはブチルテープだけでは不十分である
  • 接着箇所や使用するハサミに、黒いテープ跡が付着する可能性がある

2. ウレタンボンド

 

専門業者が主に使う接着剤は、人工芝専用のウレタンボンドです。人工芝同士を接着する際にも、人工芝を屋上や床に固定する際にも使います。

 

シワを伸ばしてウレタンボンドで接着した人工芝は、継ぎ目がわからず仕上がりの景観がキレイです。

 

個人でもウレタンボンドをDIY用に購入することはできますが、下処理や取り扱いが難しいため、ウレタンボンドを使うときは専用業者に頼むことをおすすめします。

【注意点】

  • 接着力が強いため一度貼ると剥がしづらい
  • 上手に塗るには技術が必要になる
  • 服に付着すると取れにくい

3. 床材用セメダイン

 

床材をしっかり固定し、剥がせるタイプの接着剤です。購入しやすく使いやすいことから、DIYで人工芝を設置する際によく用いられています。

 

用途が広いタイプが多いですが、可能であれば床材に合わせて接着剤を選ぶのがベストです。

 

設置する地面の面積によっては大量に必要なので、意外に費用がかさむこともあります。

【注意点】

  • ウレタンボンドと同様、一度貼ると剥がしづらい
  • しっかり接着しないと風で飛んだり摩擦でずれたりする

人工芝への接着剤の塗り方

 

人工芝のコンクリートや床材への設置の際に接着剤を使う必要があるのは以下の3つの工程です。

  1. 人工芝の仮止め
  2. 人工芝同士のジョイント
  3. 人工芝の外周の接着

ここでは、それぞれの接着剤をどのように使うのかを解説していきます。

 

 

工程1. 人工芝の仮止め

 

 

設置面の清掃が完了したら人工芝を仮置きし、両面ブチルテープで地面に貼って仮止めします。

 

仮止めをすることで設置後やカット後のイメージをつかむことができ、また、これ以降の工程で芝がズレるのを防ぎます。

 

購入直後の人工芝はやや縮んだ状態ですが、ブチルテープで仮止めをすることで縮んだシワを伸ばす効果もあります。

 

完成形を想像しながら人工芝を仮置きしたら、ロールごとにそれぞれの隙間を2mm間隔であけて仮止めしてください。

 

 

工程2. 人工芝同士のジョイント

 

 

人工芝のカットが終わったら、次は人工芝同士のジョイント(接着作業)を行います。

 

専門業者が貼るときには、メンテナンス時に剥がしやすいようにまずは地面にブチルテープを貼り、その上に接着剤を塗っていきます。

 

接着剤はDIYでは床材用セメダインが使われることが多いですが、専門業者の場合は、人工芝専用のウレタンボンドを使用します。

 

テープの上に接着剤を塗るのは技術が必要です。しっかりジョイントするためには接着剤を贅沢に使ったほうが良いのですが、接着剤の量が多すぎると地面に直接付いてしまいます。

 

バランスの良い量を見極めることが重要です。

 

 

工程3. 人工芝の外周の接着

 

 

人工芝同士のジョイントが終わったら、外周を地面に接着します。方法は人工芝をジョイントする場合と同じです。

 

  1. ブチルテープを地面に貼る
  2. ブチルテープの上に床材用セメダインまたはウレタンボンドを塗る
  3. その上に人工芝を載せて固定する


地面全体ではなく外周のみを接着するのは、屋上など設置場所によっては10~13年周期で防水加工をするためです。

 

防水加工をする際は人工芝を一度剥がす必要があるため、剥がしやすいよう外周のみを固定しましょう。

 

人工芝の接着がしっかりできていないと、風でめくれたり、使用していくうちに摩擦や衝撃でズレたりといったリスクがあります。

 

剥がすことを想定しつつしっかり接着できる接着剤を選ぶことが、コンクリートや床材に人工芝を接着する際には必要です。

 

なお、人工芝をコンクリートに設置する方法については、以下の記事でも紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。

 

人工芝をコンクリートに施工する方法!安全に敷く注意点&施工事例も紹介

 

 

人工芝に使う接着剤を選ぶ際の4つの注意点

 

人工芝に使う接着剤を適切に選ぶための注意点は、以下の4つです。

  1. 設置する場所によって接着剤を変える
  2. 賃貸の場合は跡が残らないか確認しておく
  3. 接着剤の強度をチェックする
  4. 接着剤で固定する前にテストをする

順番に詳細を解説していきます。

 

 

注意点1. 設置する場所によって接着剤を変える

 

接着剤は人工芝を設置する場所によって変える必要があります。

 

屋外の場合は、接着力が弱いため両面テープで人工芝を地面に設置することはおすすめしません。強い風で人工芝が剥がれて、事故につながる危険性もあります。

 

床材用セメダインやウレタンボンドでしっかり接着しましょう。

 

屋内の場合は、両面テープで設置しても良いですが、テープが熱で溶けて床に跡がつくこともあります。

 

なお専門業者が接着剤を使う際には、設置する場所の特徴によって成分を調節して、より剥がれにくいようにしています

 

設置後に人工芝が剥がれてしまうことを防ぎたいなら業者に頼むのがおすすめです。

 

 

注意点2. 賃貸の場合は跡が残らないか確認しておく

 

設置面の素材と使用する接着剤によっては、人工芝を剥がしたときに地面に跡が残ってしまう場合があります。

 

「人工芝を設置したいが賃貸で接着跡を残したくない」というときは、現状復帰ができるかどうか、接着剤を使う前に確認することが必要です。

 

 

注意点3. 接着剤の強度をチェックする

 

接着剤はなるべく接着力の強いものを選ぶようにしましょう。これは屋上やテラスなど屋外の場合、接着力の弱いものを使うと人工芝が風で剥がれてしまうケースが多いためです。

 

とはいえ接着力が強すぎると、今度は剥がす必要があるときになかなか剥がれなかったり、剥がしたときに地面に跡が残ったり、最悪の場合無理に剥がして床材を損傷させたりしてしまいます。

 

なお、人工芝を屋上に施工する際は、「剥がれない強度」と「剥がしやすい状態」という矛盾した状態を両立する必要があります。

 

これは、屋上やテラスのコンクリートは10~13年を目安に防水加工をしなおすことが必須で、その際に人工芝を剥がす必要があるためです。

 

 

注意点4. 接着剤で固定する前にテストをする

 

接着剤で固定する前に、設置場所に人工芝の材質が適しているかテストをすることも大切です。

 

質の悪い人工芝だと静電気が大量に発生したり、日光によって裸足では歩きづらいほど暑くなることがあります。

 

一度接着剤で地面に固定してしまうと、剥がすのは大変です。接着剤で固定する前に、問題が起きないか仮置きして試してみることをおすすめします。

 

 

人工芝と接着剤のまとめ

 

屋上やテラスなどのコンクリートや床材の上に人工芝を設置するときは、接着剤が必要です。

 

接着剤が使われるのは、設置工程の以下の部分になります。

 

  • 人工芝の仮止め
  • 人工芝同士のジョイント
  • 人工芝の外周の接着

 

人工芝用の接着剤は設置場所の特徴や工程を考慮して、用途にあったものを選ぶ必要があります

 

適切な接着剤を使用しないと、設置が甘く人工芝が風で剥がれて落下したり、逆に剥がれなくなって床材に跡を残したりしてしまいます。

 

DIYで最適な接着剤の選択や設置が難しいときは、ぜひ人工芝専門の施工会社である日本人工芝計画までご相談ください。人工芝の設置場所の立地や状態を見て、アドバイスやお見積もりをいたします。