「人工芝を敷いて後悔したくない」
「事前によくある後悔を知っておきたい」
このように思うことはありませんか?
実は人工芝で「後悔した!」と感じるパターンはある程度決まっています。
この記事では、人工芝専門の施工業者である日本人工芝計画が、これまでさまざまなお客様の話を伺った経験をもとに、人工芝のDIYでよくある後悔とその対策をまとめました。
これから人工芝の施工を考えている方は、ぜひご覧ください。
【DIYで庭を人工芝にした際によくある7つの後悔】
さっそく、人工芝のDIYでよくある7つの後悔を紹介します。
対策もあわせてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
最も多い後悔が、いざDIYしたものの「明らかに素人が施工した感」が出てしまうことです。
具体的には、
など、一目見て明らかにわかってしまいます。
下記の記事ではDIYで正しく人工芝を施工する方法を紹介しています。DIYで施工したい場合には、ぜひ参考にしてみてください。
人工芝をDIYで施工する方法|初心者でも簡単にできるやり方をプロが解説!
ただし、「きれいな人工芝の庭を作りたい」のであれば、施工は専門業者に依頼したほうが安全と言えます。
庭の汚水溝の蓋が可愛い。
— 💘@kira痩せたいのに大酒飲み (@kirakira0079) November 25, 2020
人工芝の隙間に沿ってぺんぺん草が。 pic.twitter.com/JQzHgyyDDk
「芝と芝の隙間や、芝と壁の隙間などから雑草が生えてしまう」という声も、よく耳にする後悔です。
人工芝はDIYだと継ぎ目を隙間なく接着することが難しいもの。空いた隙間から日光が差し込み、雑草が生えてしまうのです。
ベストの解決策は「プロに依頼すること」ですが、DIYでもできることはあります。
具体的には、
の2つです。
なお、「人工芝専用の下地材」を使用することも有効ですが、基本的には業者間で流通しているものなので、一般には販売されていません。
このため、人工芝専用の下地材で施工をしたい方は、下記から弊社までご相談ください。
ホームセンターなどで「手触りは問題ない」と思って購入したものの、実際使ってみたらチクチクした、という後悔です。
そもそも人工芝の手触りは以下の3つで決まります。
しかし安価で手に入るような人工芝では、特に素材と密度の面でどうしても劣ってしまいます。
手で触った時は「特に問題ない」と思っても、使ってみるとチクチクしてしまうのは、決して珍しくありません。
対策としては「安物の人工芝は避けること」「こだわりがなければ芝葉の長さは30mmを選ぶこと」の2つです。
「それでもどれにするか迷う」という場合は、弊社までご相談いただければ、アドバイスをいたします。
「人工芝にカビが生えてしまった……」と後悔して芝を張り替える方もいます。
人工芝にカビが生える原因は明白で「ナイロン製の人工芝だから」です。
人工芝の素材は主に「ナイロン」「ポリプロピレン」「ポリエチレン」の3種類があります。
この中で唯一ナイロンのみ、カビが生える可能性があるのです。逆に言えば、ナイロン製の人工芝を避ければ、カビの心配はありません。
人工芝とカビの関係については、以下の記事で詳しくまとめています。興味があれば、こちらも参考にしてください。
「人工芝にカビを生やさない簡単な方法!専門業者が教える効果抜群の対策!」
台風による被害
— NEGUSE. (@0shiriman) October 13, 2019
人工芝がめくれて猫がいた。 pic.twitter.com/yv4OfjMZtv
「せっかく頑張って施工した人工芝が、強風や台風で剥がれてしまった……」という後悔も耳にします。
DIYだとうまく人工芝を固定できず、すぐに剥がれてしまう方もいるようです。
DIYでも人工芝が台風でも剥がれないようにするには、以下3つの対策をおすすめします。
詳しい対策方法は以下の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてください。
「人工芝の台風対策6選!強風に負けない全知識【庭・屋上・ベランダ】」
最近のブックパークのイベントといえば足元は人工芝。
— ブックパーク 横浜店 (@nishiyokobp24) September 20, 2018
でもやはり安物はすぐぺったんこになってしまったので今回毛足長めのにしました。
FIFA認定工場製造だそうです。
日曜から使用します! pic.twitter.com/VtMqshtJ4z
「しばらくしたら、芝がぺったんこになってしまった……」という声も珍しくありません。
特に密度の低い人工芝を使うと、芝葉が寝てしまいやすいです。
そのため長く使い続けたいのであれば、安価な人工芝は選ばず、多少値段が上がっても密度の高い人工芝を選んでみてください。
それでも芝葉が寝てしまった場合は、以下の対策を試してみてください。
【芝がぺったんこになった場合の対策】
導入したときにはちょうど良いサイズが無かったのでツギハギだったのと、さすがに紫外線にやられて脱色してきた人工芝を張り替える。(ノ ´ー`)ノフッ pic.twitter.com/zk8rpebgTb
— 一休 (@Ikkyuh0193) July 27, 2019
最後に紹介するのは「太陽光による紫外線で、人工芝が変色してしまう」という後悔です。
耐久性の低い人工芝だと、すぐに紫外線で変色してしまいます。
「耐久性の高さ」はどう見分ければ良いかと言うと、「グレースケールテストを実施しているか」を調べてみてください。
グレースケールテストを実施している人工芝を選べば安心です。
【参考:グレースケールテストとは】
紫外線テストや摩擦テストを膨大に行って耐久性(何年もつのか)をテストすること。
安価な人工芝では、ほとんど実施されていない。
【人工芝で後悔しないために守るべき3つのこと】
人工芝で後悔しないためにはどのような点を意識すれば良いのでしょうか?
後悔しないために守るべきポイントを、3つ紹介します。
安物の人工芝や防草シートは使わないことは、人工芝での失敗防止のために非常に重要です。
人工芝は「安かろう悪かろう」なので、安価な製品はどうしても景観や耐久性、手触りなどの面で劣ってしまいます。
これは、どんなに腕の良い職人が施工したとしても同じです。
何年も使う人工芝だからこそ、妥協せず良いものを選ぶことをおすすめします。
人工芝で後悔や失敗を避けるために、「自己流のDIY」は避けてください。
人工芝の施工は、ざっくり以下の流れで行います。
【人工芝をお庭でDIY施工する流れ】
どの工程も非常に重要で、1つでも省略したり間違えたりしてしまうと、それが原因で芝がダメになってしまいます。
そのため自己流でのDIYは避け、正しいやり方を事前に調べてから取り組むようにしてください。
人工芝DIYの正しいやり方は、以下の記事にまとめています。「DIYにチャレンジしたい」という方は、以下の記事を参考にしてください。
「人工芝をDIYで施工する方法|初心者でも簡単にできるやり方をプロが解説!」
結局、専門業者に施工を依頼するのが最も後悔や失敗を避けられる方法です。
「DIY自体が趣味で、施工を楽しみたい」
「一度自分でチャレンジしてみたい」
という場合を除けば、プロに依頼することをおすすめします。
プロに依頼したほうが良い理由は「技術力の高さ」だけではありません。
「専門業者とDIYでは使用する機材や資材が違う」という理由もあり、これが仕上がりを大きく左右します。
寿命も5年以上変わってくるので、プロに依頼するほうが結果的にお得な場合もあります。
とはいえ、専門業者に依頼した場合の料金は気になる方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、1分でできる簡単料金シミュレーションを用意しました。5つの質問に答えるだけで料金がわかるので、お気軽に試してみてください。
【ベランダに人工芝を敷いた際によくある3つの後悔】
参考として、ベランダに人工芝を敷いた際によくある後悔を紹介します。
「ベランダに人工芝を敷こうか悩んでいる」という場合は、参考にしてみてください。
1つ目に紹介するのが「水はけが悪くジメジメしてしまった」という後悔です。
この原因は「人工芝の水はけの悪さ」にあります。実は安価に手に入る人工芝は、水はけが良くありません。
人工芝の水はけは「透水穴」の多さで決まりますが、安価な人工芝は透水穴が少ないのです。
こういった面からも、人工芝は妥協せず良い製品を選ぶことをおすすめします。
「ゴキブリや虫が発生してしまった」という後悔の声も耳にします。
ただすべての人工芝でゴキブリや虫が発生するわけではありません。人工芝の材質が吸水しやすい材質(=ナイロン製)だと、しめってゴキブリや虫が発生します。
また、リサイクル品や劣悪品も材質の純度が悪く、吸水してしまい虫が発生するケースもありました。
そのため、少なくとも安価な人工芝やナイロン製の人工芝を避けていれば問題ありません。
「ベランダに敷いた人工芝が強風や台風で飛ばされて後悔……」という声もあります。
ありがちなのが「人工芝を敷いただけ」というケース。敷いただけだと人工芝がしっかり固定されないので、風で簡単に飛ばされてしまいます。
ベランダから人工芝が落下すると非常に危険なため、基本的にはベランダの人工芝は、専門業者に施工を依頼するのが確実です。
もしDIYで設置する場合は、人工芝の四隅に重石を置き、飛ばないように対策してください。
【人工芝の後悔まとめ】
人工芝で後悔するパターンはある程度決まっています。
基本的にこれらの対策は「安価な人工芝を使わない」「自己流でDIYしない」「できれば専門業者に依頼する」の3つです。
「コストを抑えるために安価な人工芝を選んだ結果、半年でダメになってしまった」などという後悔のないよう、素材は妥協せず良いものを選んでみてください。
「どの人工芝を選べば良いかわからない」という場合は、お気軽に弊社までご相談ください