「砂利の上に人工芝って敷けるの?」
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
自宅の庭や駐車場などで「砂利がいいか人工芝がいいか悩む」という声もよく聞きます。
そこでこの記事では、
などについて、人工芝専門の施工会社である日本人工芝計画が解説します。
砂利への施工で失敗しないための大事な情報を詰め込んだので、ぜひご一読ください!
そもそも砂利の上に人工芝を敷くのはNGです。
たまに、DIYなどで「砂利の上に人工芝をそのまま敷いて重石を乗せ固定する」という方がいらっしゃいます。
ですが、この方法はリスクがあるのでおすすめできません。
人工芝がデコボコしたり、砂利が地面に出てきたり、危険性が増してしまいます。
では、砂利のある場所に人工芝を敷く場合はどうしたらいいのか、お伝えしていきますね。
砂利のある場所に人工芝を敷くなら、まずは砂利を撤去するのがおすすめです。
そうしないと、地面や人工芝を安定させるのが難しくなってしまいます。
ただ「どうしても砂利を撤去したくない」という場合もあるかもしれません。
その場合は、砂利を埋め立てるという方法もあります。砂利の上に下地材をまいて、埋め立ててしまうのです。
ただ、砂利の埋め立ては専門技術が必要なので、DIYには向いていません。基本的には施工業者へ依頼したほうが安全です。
砂利を撤去して人工芝を敷く場合、地面の高さが変化することも考慮しておくと失敗しにくいです。
砂利を撤去すると当然地面が低くなります。それによって景観が若干変わったり、物の高さが変わったりするんですね。
施工後に「撤去しない方がよかった!」と後悔しないよう、事前に高さの変化を確認しておくと安心です。
もし撤去すべきか迷ったら、一度専門業者に相談してみてください。撤去の有無だけでなく、お庭の状況を見て最適な判断をしてもらえます。
弊社も人工芝専門業者として、日々施工をお受けしています。砂利への施工経験も豊富にあるので、お気軽にご相談ください!
ここでは、砂利のある場所に人工芝を施工する方法をお伝えしていきます。
ざっくり言うと、全体の流れは以下の通りです!
【砂利がある場所への人工芝施工の流れ】
順番にお伝えしていきますね。
出典:Amazon
まずは画像のように角が四角いスコップを使い、砂利を丁寧に撤去していきます。
ただ、お庭の状況やお客様のご要望によっては、地面の高さを調整することがあります。
その場合、
などなど、多少対応を変える場合もあります。
砂利の撤去が終わったら、地面を平らにならしてコンクリート材質の下地材を撒いていきます。
その上で、専用の機械を使って地面を固めていきます。
下地作りは、人工芝の仕上がりや寿命に関わる重要なポイント。
そのため、別の記事で詳細にまとめています。もしよければこちらも見てみてください!
下地を作り終えたら、防草シートを設置していきます。隙間がないように敷いて、釘で固定します。
防草シートはサッと簡単に済ませる方もいるようですが、非常に大事な工程です。
施工が甘いと雑草が生えるだけでなく、地面がデコボコになったり虫がわいたりすることも…!
人工芝をキレイに長持ちさせるために、丁寧に丁寧に敷いていきます。
防草シートについても別の記事で解説しているので、もしよければ参考にしてください。
「人工芝の下に防草シートが必要な3つの理由!正しい敷き方&コツも紹介!」
防草シートを敷いた後は、人工芝を仮止めしていきます。
設置する位置や長さを調整しながら、必要に応じて人工芝のカットもします。
次に、専用のウレタンボンドなどを用いて、人工芝同士を接着していきます。
人工芝のつなぎ目が目立たないよう、慎重に行います。
芝の接着が終わったら、人工芝をU字釘で固定して本止めします。
最後に、掃除などを行ったら完成です!
なお、DIYで人工芝を施工する基本的な流れは下記の記事でも紹介しているので、ご興味のある方は併せてご覧ください。
人工芝をDIYで施工する方法|初心者でも簡単にできるやり方をプロが解説!
砂利の捨て方がわからない方がほとんどだと思うので、処分方法をお伝えします。
実は、不要になった砂利を公園や山川などに捨てると、不法投棄となってしまいます…!
砂利の処分方法は大きく分けて3つあるので、以下のどれかの方法で処理してください。
【砂利の処分方法】
ただ、自治体によっては家庭ごみとして廃棄できない場合もあります。
お住いの地域では砂利をゴミにできるのか、事前に確認してみてください。
また、ホームセンターもすべての店舗が回収を行っているわけではありません。
まずはお近くの店舗に問い合わせすることをおすすめします。
砂利のあった場所に人工芝を施工すると、何か特有のデメリットはあるのでしょうか?
結論から言うと「砂利があったから〇〇」のようなデメリットはありません。
強いて言えば、砂利の撤去の手間が増えるため、施工業者への依頼費用が安くなりにくいくらいですね。
「人工芝を敷くか砂利のままにするか迷う…」という方のために、両者の特徴をまとめました。
それぞれのメリット・デメリットを紹介するので、検討材料にしていただければ幸いです!
【砂利を敷いた場合のメリット】
【砂利を敷いた場合のデメリット】
【人工芝を敷いた場合のメリット】
【人工芝を敷いた場合のデメリット】
人工芝と砂利のメリット・デメリットを紹介しましたが、まだ迷う方もいるかもしれません。
そういった場合は「人工芝と砂利を組み合わせる」という方法もあります。(実は、最近人気上昇中の方法です。)
人工芝と砂利、どちらも敷くことで、
などなど、両者のメリットをいいとこ取りできちゃいます。
お庭に合わせた最適な提案をいたしますので、もし興味があれば弊社までお気軽にご相談ください!
繰り返しになりますが砂利の上に人工芝を敷くのはおすすめできません。
地面がかなり不安定になりますし、砂利が徐々に芝の上に出てきてしまいます。
場合によっては、とがった石で人工芝が破損したり、転んで怪我をしたりしてしまうかもしれません。
そのため、施工する場合は、基本的に砂利を撤去する必要があります。
どうしても撤去したくなければ、下地材を追加して埋め立てる方法がおすすめです!
「ウチの庭はどのように施工するべき?」と迷うようでしたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。
あなたのお庭や駐車場に合った、最適な施工と景観を提案させていただきます。