「ベランダを犬ちゃんの遊び場にしたい!」
このように考えている方におすすめしたいのが、人工芝を敷くことです。
人工芝は犬ちゃんのケアや景観の面で、たくさんのメリットがあります。
本記事では、人工芝専門の施工業者「日本人工芝計画」が、犬の遊び場としてベランダに人工芝を敷く利点や設置する際の注意点について解説します。
これから人工芝の設置を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ベランダに人工芝を敷くのは難易度が高いため、DIYではなく専門業者へ依頼することをおすすめします。
もちろん弊社でも承っておりますので、下記からお気軽にお問い合わせください。
ベランダに犬の遊び場を作ると、雨の日でも犬ちゃんが外で遊べて、もしも汚れてしまっても、すぐにお風呂場に連れて行けます。
また、犬ちゃんが年をとって散歩に行けなくなっても、外で運動したり日向ぼっこしたりできるというメリットもあります。
しかし、ベランダの地面がコンクリートのままだと、犬ちゃんの肉球や足腰にあまり良くありません。
そこで、よくベランダにウッドデッキやペット用のシートが敷かれるのですが、弊社がおすすめしたいのは人工芝を敷くことです。
人工芝は、ウッドデッキやペット用のシートに比べて、犬ちゃんのケアや景観の面で優れています。
以下では、犬ちゃんの遊び場としてベランダに人工芝を敷くメリットや購入する際の芝の選び方を解説します。
犬ちゃんの遊び場にするため、ベランダに人工芝を敷くメリットは以下の4つです。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
メリットの1つ目は、「犬ちゃんの足腰に良い」ことです。
人工芝は、コンクリートに比べて犬の足腰に負担が少なくなります。これは、芝がクッションの役割をするためです。
クッション性は、毛足が長いほど高くなります。
2つ目のメリットは、「犬ちゃんが汚れにくい」ことです。
ベランダの地面がコンクリートのままだと、土埃で犬の足が汚れることがあります。一方で人工芝は掃除が簡単なので、清潔に保ちやすいです。
人工芝の掃除方法は、以下のとおりです。
人工芝を掃除する方法について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
「人工芝のお手入れ&掃除方法を完全まとめ!メンテナンスはこれで解決!」
犬ちゃんを「きれいな景観で遊ばせられる」ことも、人工芝のメリットです。
ベランダに人工芝を敷くと、どの季節でも緑の景観のなかで犬ちゃんを遊ばせられます。
背景がきれいな緑色になるため、犬ちゃんを撮ったときにコンクリートの地面よりも写真映えがします。
可愛く撮れた写真は、SNSでお友達と共有して楽しんではいかがでしょうか。
最後のメリットは、「飼い主も一緒に素足で遊べる」ことです。
ベランダに人工芝を敷けば、飼い主も素足で出られるようになります。足は汚れませんし、そのまま芝の上に座ることも可能です。
お子さんがいれば、犬ちゃんと一緒に汚れを気にせずに思いっきり遊ばせられます。
ベランダに人工芝を敷くことのデメリットとしては、以下の2つが考えられます。
ここでは、それぞれの詳細を解説します。
デメリットの1つ目は、「夏は人工芝が熱くなる」ことです。夏の強い日差しに晒されると、人工芝自体が熱を持ってしまいます。
対策としては、打ち水をすると表面の温度が下がります。手間かもしれませんが、熱くなるたびに打ち水をするようにしてください。
夏場の人工芝については、下記の記事でも解説していますので併せてご覧ください。
「夏場の人工芝ってどうなの?熱さ・紫外線の対策やメリット&デメリットまとめ!」
2つ目のデメリットは、「施工不良があると、犬ちゃんのケガのもとになる」ことです。
ベランダに人工芝を設置した際、地面との接着が甘いとすぐに剥がれてしまいます。
めくれたところに犬ちゃんが足を引っかけると、ケガにつながる危険性があります。また、めくれたままにしていると、景観も悪いです。
ベランダの地面と人工芝をしっかりと接着するためには、施工を専門業者に任せたほうが安心です。
ベランダに設置する犬ちゃんの遊び場用の人工芝を選ぶ際に気をつけるべきポイントは、以下の4つです。
ここでは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきます。
人工芝を選ぶ際の1つ目のポイントは、「毛足が長いもの」を選ぶことです。
毛足が長いとクッション性が高くなり、犬ちゃんの足腰の保護になります。目安としては30mm以上あるものを選ぶと良いです。
また、毛足の長さだけでなく、毛量にも注目してください。毛量が多い人工芝ほど、クッション性も高くなります。
さらに、充填剤を入れやすいことも毛足の長い人工芝を選ぶメリットです。
人工芝のなかに珪砂などの充填剤を入れておくと、犬ちゃんがスライディングしたときなどに芝との摩擦で火傷することを防げます。
出典:Amazon
ポイントの2つ目は、「1本1本の芝葉が太いものを選ぶ」ことです。
犬が遊びまわると、人工芝はへたりやすくなります。
このため、長持ちさせるためには、芝葉が太い人工芝を選ぶと良いです。
人工芝を購入する際、安価すぎるものは選ばないようにしてください。
安い人工芝では、静電気が発生しやすくなります。犬ちゃんの毛に静電気が溜まると、埃やノミ・ダニなどを引き寄せやすくなり、皮膚トラブルにつながる恐れもあります。
また、人工芝に静電気が発生しやすいと、人間が素足で歩きにくくなることもデメリットです。ベランダで犬ちゃんと一緒に遊びたいなら、安すぎる人工芝は避けてください。
なお、弊社の人工芝のようにISOを取得しているものは、静電気が起きづらい傾向があります。
ただし、いくら高級な人工芝でも完全に防ぐことはできませんので、静電気対策としては、ベランダの出入り口に静電気除去グッズを置いておくことをおすすめします。
出典:モノタロウ
人工芝を選ぶ際には、「ポリプロピレンの比率」にも注目してみてください。
人工芝の生地には、ポリプロピレンとゴムを混ぜたものが使われるのですが、ベランダに敷く場合はポリプロピレンの比率が高いと縮んでしまう可能性があります。
このため、購入する際にはお店の人に「この人工芝はベランダに敷いても縮まないか」と確認すると良いです。
人工芝の素材については、下記の記事でも詳しく解説しています。
「【プロが解説】人工芝3種類の素材とその特徴とは?おすすめの素材も公開!」
ここでは、ベランダに人工芝を設置する方法を紹介します。ただし、難易度の高さから、DIYでの施工はおすすめできません。その理由についても、詳しく解説します。
ベランダに人工芝を設置する際は、下記の6ステップで施工していきます。
施工方法の詳細については、下記の記事で詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。
「人工芝でおしゃれなバルコニーに!施工方法や人工芝の選び方などを解説」
ベランダに人工芝を設置することは、とても難易度が高いです。
これは、「剥がれにくいようにしっかり固定すること」と「退去時に跡が残らないようにすること」という相反する2つの要素を両立する必要があるためです。
このため、DIYで施工することはおすすめできません。もしも人工芝の接着が弱いと強風で剥がれてしまって、近くにいた人がケガをする危険性もあります。
なお、弊社ではベランダへの施工に特殊な工法を用いています。
まず、ベランダの地面に特殊な片面テープを貼り、その上にウレタンボンドを使って人工芝を接着していきます。この工法だと人工芝が剥がれにくくなり、退去時に剥がしたときも跡が残りにくいです。
弊社に施工をご依頼いただける場合には、下記のボタンからお気軽にお問い合わせください。
ベランダに人工芝を敷いて犬ちゃんの遊び場にする際、ご注意いただきたいのは以下の3点です。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
2階以上のお宅のベランダを犬ちゃんの遊び場にする場合、外に落ちてしまうとケガにつながります。
このため、落下対策として、外との間の壁に隙間が空いていたら必ず塞いでおくようにしてください。
ベランダ用の転落防止ネットを設置することも有効です。
出典:Amazon
ベランダに置いてあるもので、犬ちゃんがケガをしないよう注意することも大切です。
具体的には、ガラスの置物や植木鉢など、割れやすいものは撤去しておくようにしてください。
そのままにしておくと、犬ちゃんが走り回ったときに壊して、体を切ってしまう危険性があります。
マンションの場合、規約で犬をベランダで遊ばせてはいけないことがあります。このため、必ず管理規約を確認してから人工芝を敷くようにしてください。
ルールに反してしまった場合、ご近所とのトラブルにつながったり、管理会社から賠償金を請求されたりするケースもあります。
ここでは、犬ちゃんのために人工芝を敷こうと考えている方からよく聞かれる以下の質問にお答えします。
Q1. 犬が人工芝を食べたりしない?
Q2. 人工芝で犬にアレルギーが出たりしない?
Q3. 人工芝を敷いたことで虫が出やすくなったりしない?
Q4. 人工芝は水はけが悪い?
人工芝の設置を検討する際の参考にしてみてください。
基本的に、犬が人工芝を食べることはないと考えています。
弊社は人工芝の専門業者としてたくさんのご家庭と関わってきましたが、そのような話は一度も聞いたことがありません。
基本的に、人工芝で犬ちゃんにアレルギーが出ることはないと考えています。
弊社としては、これまで人工芝が原因でペットがアレルギーになったという話は聞いたことがありません。
もしも不安であれば、動物病院やペットショップでも相談してみてください。
人工芝が原因で、ゴキブリなどの害虫が出ることはありません。
もしも虫が出た場合には、ベランダに置いている植物などに問題がある可能性が高いです。
人工芝と虫の関係については、下記の記事でも詳しく解説しています。
「「人工芝は虫がわく」は間違い!専門業者が教える4つの原因&対策!」
人工芝を正しく施工すれば、水はけが悪くなることはありません。
ただし、質の悪い人工芝や施工方法を間違えると、水を含みやすくなってカビが発生する可能性があります。
この点から考えても、ベランダへの施工は専門業者に任せることをおすすめします。
人工芝の水はけについては、下記の記事も併せてご覧ください。
「人工芝の水はけは悪くない!水はけを左右する要素と水はけ対策を解説」
本記事では、犬ちゃんの遊び場にするためにベランダに人工芝を敷くメリットとして、以下の4つを挙げました。
ウッドデッキやペット用シートを使うことに比べて、犬ちゃんのケアや景観の面では人工芝のほうにメリットが多いです。このため、ぜひ人工芝の設置を検討してみてください。
なお、施工の難易度の高さから、人工芝の設置は専門業者へ依頼することをおすすめします。弊社へご依頼いただける場合には、下記からお気軽にお問い合わせください。