「人工芝は、冬に静電気が発生しやすいと聞いたけど本当?」
本記事ではこの疑問を解決するべく、人工芝専門の施工業者「日本人工芝計画」が人工芝と静電気の関係をお伝えします。
なお、弊社では静電気以外の疑問についても、人工芝に関することであれば何でもお答えしています。
人工芝の設置をお考えの際に、わからない点がございましたら、ぜひ下記からお気軽にご質問ください。
結論から申し上げると、特に冬場の人工芝は静電気が発生しやすい傾向にあります。
その主な原因は、人工芝の「素材」です。
一般的な人工芝には、以下のようなプラスチック素材が使用されています。
人工芝の素材については、下記の記事で詳しくお伝えしていますので、ご興味のある方は併せてご覧ください。
【プロが解説】人工芝3種類の素材とその特徴とは?おすすめの素材も公開!
子どもの頃、プラスチックの下敷きを髪の毛に擦り付けて、髪が逆立つのをおもしろがった経験はありませんか?
あの現象は、プラスの静電気を帯びた髪の毛が、マイナスの静電気を帯びた下敷きに引き付けられて起こっています。
ここからわかるように、プラスチックは静電気が発生しやすい素材です。
人工芝もプラスチック製のため、裸足や靴下で上に乗ると静電気が発生し、痛みを感じることがあります。
もしもお子さんや愛犬が人工芝の上で遊んでいる際に静電気を感じると驚いて、人工芝を避けるようになるかもしれません。
しかし、下記の記事をご覧いただいてもわかるように、子どもや愛犬のために自宅に人工芝を敷くことにはメリットがたくさんあります。
人工芝を子供部屋に敷くメリット5選!芝をキレイに敷く3つのコツも紹介!
人工芝を犬用・ドッグラン用に敷くメリット&デメリット!おしっこの臭い対策まで!
せっかく設置した人工芝が、静電気のせいで怖がられてしまうのは残念なことです。
そこで、ここからは「人工芝の静電気対策」を紹介します。
人工芝で静電気の発生を抑えるには、以下の5つの対策が有効です。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
人工芝のなかには、「静電気対策」が施された製品もあります。
具体的には、人工芝に「帯電防止剤」が組み込まれ、表面に溜まった静電気を外に逃す工夫がされています。
一般的な傾向としては、値段が高い人工芝には、この静電気対策がされていることが多いです。
一方で、安価な製品はコストを抑えるため、静電気対策が十分でないことがあります。
以上のことから、静電気の発生を抑えたいのであれば、少し値段が高くても、帯電防止剤が組み込まれている品質の高い人工芝を選ぶようにしてください。
帯電防止剤が組み込まれている人工芝は、「静電気防止」などと記載されて販売されています。
ただし、「静電気防止」機能をアピールしていても、実際に設置してみると静電気が発生してしまう製品もあります。
このため、人工芝選びはプロに任せてしまうのがおすすめです。
専門業者が責任を持って選んだ人工芝を設置することで、静電気に怖がる心配が大幅に緩和されます。
もちろん、弊社も使用する人工芝の品質には自信を持っており、お客様のご要望に合わせて責任を持って施工しております。
人工芝の施工に関する相談や、費用の見積もりは下記から無料で承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
人工芝の静電気対策としては、下記のような「静電気除去シート」を庭やベランダの出入口に貼っておくのも効果的です。
出典:モノタロウ
このシートに触れると手の静電気が除去され、その後に人工芝に触れても静電気が発生しにくくなります。
静電気対策のグッズとしては、下記のような専用スプレーも販売されています。
出典:モノタロウ
スプレーのメリットは、足元にも簡単に吹きかけられることです。
人工芝に乗る前に吹きかけておくことで、足に静電気を受ける可能性を抑えられます。
なお、動物用の静電気防止スプレーもあり、愛犬にも安心して使用できます。
着用する服によって、プラスチック製の人工芝に触れた際の静電気の発生しやすさが変わります。
具体的には、ウールやナイロンはプラスの電気を帯びやすく、マイナスの電気を帯びやすいプラスチックと触れ合うと、静電気が起きやすいです。
一方で、木綿は帯電しにくい性質を持っているため、プラスチックと接触しても比較的、静電気は発生しにくいと考えられます。
以上のことから、人工芝の上に乗る際には、木綿(綿)の服を選ぶことをおすすめします。
湿度が高い環境では、静電気は発生しにくくなります。
このため、人工芝の上に乗る前に水を撒くのも、静電気対策の1つです。
ただし、冬に水を撒くと人工芝が冷たくなってしまいます。裸足や靴下で上に乗りにくくなる点には、注意が必要です。
ここまで、人工芝で静電気の発生を抑える方法を紹介してきましたが、最も効果的な対策は「人工芝専門の業者に施工を依頼すること」です。
静電気は、人工芝を設置する環境によって発生する頻度が変わります。
専門業者に任せることで、各ご家庭の状況に最適の「人工芝の種類」と「施工方法」を提案してもらえます。
また、人工芝を設置した後、静電気が頻繁に発生するような場合には、アフターケアをしてくれる業者もいます。
弊社でも、これまで庭・ベランダ・屋上・室内など、さまざまな場所での施工を承ってきました。
新規の設置だけではなく、「既存の人工芝の静電気がひどいので、張り替えて欲しい」というご要望にお答えしたこともありました。
それらの経験を活かし、弊社ではできる限り静電気が発生しない施工をご案内いたします。
さらに、弊社が使用している高級な人工芝のなかには、「静電気が発生する可能性が限りなく低い」と自信を持っておすすめできる製品もあります。
「人工芝を設置したいが、静電気が心配」という方はぜひ一度、弊社までご相談ください。
下記からお問い合わせいただければ、施工費用のお見積もりは無料で出しております。
残念ながら、どれほど対策をしても、人工芝での静電気を100%防ぐことは難しいです。
下記のシチュエーションでは、特に静電気が発生しやすいため、注意が必要です。
これらの状況に当てはまる場合には、前述の対策を徹底することをおすすめします。
それでは、それぞれのシチュエーションについて詳しく見ていきましょう。
水蒸気は静電気を逃す性質を持っています。
このため、湿度の高い夏は比較的、静電気が発生しにくいです。
反対に、冬は湿度が低くて静電気が起きやすいため、対策が必要です。
なお、人工芝と冬の関係については、下記の記事でもお伝えしていますので、ご興味のある方は併せてご覧ください。
冬場の人工芝のメリット&デメリットは?雪や静電気の対策なども紹介!
庭に人工芝を敷いた場合には、電気は土の地面へ逃げるため、静電気も起きにくいです。
しかし、ベランダや屋上では、人工芝をコンクリートの上に設置することから、電気の逃げ場がなくなり、静電気が発生しやすくなります。
なお、ベランダや屋上に人工芝を設置する際の注意点などは、下記の記事でもお伝えしています。
ベランダ・屋上・バルコニーに人工芝を敷く4つの魅力&マメ知識総まとめ!
室内に人工芝を設置した場合も、ベランダ・屋上のケースと同様に、電気の逃げ場がありません。
その結果、静電気が発生しやすくなるので、対策を万全にすることをおすすめします。
本記事では、人工芝の静電気を抑えるための対策をお伝えしました。
完全に静電気の発生を止めることは難しいものの、ここで紹介した対策をおこなうことである程度は抑制できます。
ただし、施工の時点で品質の悪い人工芝を選んでしまったり、施工不良があったりすると、ほかの対策で補いきれない可能性が高いです。
そこで、静電気の発生が不安な方は、人工芝の専門業者に相談してみることをおすすめします。
もちろん、弊社も無料で人工芝の施工の相談に乗っています。
静電気以外の疑問・不安でも構いませんので、下記からお気軽にご連絡ください。