「人工芝って熱に弱いって本当?」
「人工芝って防炎されているの?」
このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
たしかに、バーベキューや万が一の火災などに備えて、人工芝の防炎性能は知っておいたほうが安心です。
そこでこの記事では、人工芝の防炎に関する知識について、人工芝専門業者の弊社が解説します。
耐熱温度から防炎人工芝の知識まで網羅的にまとめたので、ぜひご一読ください!
そもそも人工芝の耐熱温度は110℃程度が一般的です。
ただ、実際は人工芝の材質や品質などによってピンキリで、耐熱温度が70℃の芝もあります。
特に、ホームセンターなどに売っている安価な人工芝だと、耐熱・防炎性は低いものが多いです。
(ちなみに、弊社の人工芝の耐熱温度は110℃程度です。)
よく「人工芝は熱に弱い」という声を耳にしますが、熱い食べ物や飲み物をこぼした程度では溶けないので安心してください。
出典:日本防炎協会
人工芝の中には「防炎認定」されているものもあります。
防炎認定とは”日本防炎協会のテストを通過して防炎性能を認められること”です。
防炎認定された人工芝は耐熱温度が高く、燃えにくいことが証明されています。
(あくまで「燃えにくい」ことの証明であり「全く燃えない」わけではありません。)
「人工芝の安全性も大事にしたい」というのであれば、防炎認定されている人工芝を選ぶのがおすすめです。
※防炎認定されているかの調べ方は後述します。
では防炎認定のテスト内容がどのようなものか、簡単に紹介します。
結論から言うと、防炎認定のテストで審査されるのは以下の2点です。
上記をクリアした人工芝が防炎認定をもらえます。
以上、簡単にテスト内容をお伝えしましたが「もっと詳しく知りたい」という場合は、以下のリンクを参考にしてください。
▼日本防炎協会「防炎物品の防炎性能試験基準の要点」
https://www.jfra.or.jp/member/b04_01.html
※人工芝は一番右「じゅうたん等」の試験を行っています。
防炎認定は、特に室内に人工芝を敷いたときに効果を発揮します。
これはもし火災があったとき、防炎認定されている人工芝だと炎が広がりにくいためです。
火災の拡大を防ぐので、逃げやすい状況を確保しやすくなります。
なので、お部屋やベランダ、オフィスなどの場合は、防炎認定の人工芝を検討してみてはいかがでしょうか?
【人工芝が防炎認定されているかの調べ方】
防炎認定されているかどうかの調べ方は、大きく分けて上記2つが挙げられます。
基本的には、店員さんに聞いてみるのが早くて確実かと思います!
また、防炎認定されていれば認定書もあるので、見せてもらうのも一つの方法です。
ちなみに、聞いてみて「ん?防炎認定?」のような反応をする業者が稀にいると聞いたことがあります。
そういった業者は防炎認定されていない可能性が高いので、避けておいた方が安全かもしれません。
たとえ防炎認定を取得している人工芝であっても、110℃を超えるような高温の場合は耐えられません。
そのため、例えばバーベキューの炭を落とすと溶けてしまう可能性が高いです。
人工芝の上でバーベキューをするときは対策をしたうえで慎重に行ってください。
※むしろ、対策すれば人工芝の上でのバーベキューは推奨しています!
対策は以下の記事にまとめているので、こちらを参考にしていただければと思います。
「【対策すればOK】人工芝の上でバーベキューしよう!専門業者が教える3つの対策」
手前味噌で恐縮ですが、人工芝専門の施工業者である日本人工芝計画が取り扱う人工芝は全て防炎認定されています。
法人様の施工で使う人工芝はもちろん、一般のご家庭の施工で使用する人工芝も防炎認定済です。
防炎認定の人工芝をお探しの場合も、安心してお申し込みください。
ちなみに、法人様の人工芝工事の場合、防炎認定が絶対条件のことが多いです。
例えば、大手法人様のドッグランや、ゼネコン関係など規模が大きめの工事ですね。
弊社は上記のような「人工芝の品質に一定の基準が設けられている工事」をお受けすることも頻繁にございます。
そういった意味でも、防炎認定を取得している人工芝を必ず使用しています。
天然芝と比べると人工芝は熱に弱く、安価なものだと耐熱温度は70℃ほど。
ですが、防炎認定されている人工芝もあり、その場合110℃ほどまで耐えることができます。
特に室内に人工芝を敷く場合は、万が一の火災のリスクに備えて、防炎認定済みの人工芝を検討してみてください。
弊社も人工芝専門業者として人工芝工事をお受けしており、扱う芝はすべて防炎認定を取得しています。
法人様から個人邸様まで「人工芝の施工を考えている」という場合は、ぜひお気軽にご相談ください!