日本人工芝計画

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人工芝の張り替え方法まとめ!費用や期間などの疑問も解決!

更新日:

 

「天然芝から人工芝から張り替えたい」
「古い人工芝を新しく張り替えたい」

 

本記事では、このような方に向けて、人工芝専門の施工業者である日本人工芝計画張り替えの方法をまとめました。

 

具体的には、

  • 天然芝から人工芝へ張り替える方法
  • 古い人工芝を新しく張り替える方法

の順番にお伝えしていければと思います。

 

弊社が過去に張り替えを行った際の写真を交えながら解説するので、ぜひご一読ください。

 

 

天然芝から人工芝へ張り替える方法8ステップ

さっそく、天然芝から人工芝へ張り替える方法をお伝えしていきます。

【天然芝から人工芝へ張り替える方法8ステップ】

  1. 天然芝を剥がす
  2. 土をならして固める
  3. 再度土をならして固める
  4. 下地材をまいてならす
  5. 下地材を転圧する
  6. 防草シートを敷く
  7. 人工芝を敷いていく
  8. ゴミを撤去して完成

順番に解説していきますね。

 

 

ステップ1:天然芝を剥がす

 

 

まずは敷いてある天然芝を剥がしていきます。

 

天然芝を剥がすには以下3つの方法が有効です。

 

方法

おすすめ度

特徴

ジョレンで剥がす

★★★

比較的楽に剥がせる

スコップで剥がす

★★

楽だが、土ごとめくってしまう可能性あり

手でめくって剥がす

握力を要するので、ややしんどい

 

しょっぱなから、かなりしんどい作業になります▼

 

 

天然芝が残っていると、この後いくら綺麗に施工しても仕上がりがデコボコになってしまいます(※)。休憩を挟みながら、徹底的に芝を除去しましょう。

※補足:天然芝が残ると仕上がりがデコボコになる理由

  • 残った天然芝のせいで、この後の転圧(土を固める作業)がうまくできないため
  • 後々残った天然芝が枯れて、下地が凹んでしまうため

 

ステップ2:土をならして固める

 

天然芝を剥がし終わったら、土を平らにならしていきます

 

 

ならし終わったら、タンパーや足のかかとで地面を固めてください。(この土を固める作業を「転圧」と言います。)

 

※少しお金がかかりますが、弊社のような施工業者が使う「転圧機」という機械をレンタルして使う方法もあります。

 

>>転圧機のレンタルはこちら

 

ならしている途中で天然芝が出てきたら、その都度廃棄しましょう。

 

 

ステップ3:再度土をならして固める

 

もう一度、ステップ2の作業を繰り返します。というのも、天然芝を剥がした土は、ふわふわで柔らかくなりやすいためです。

 

一度だけでは下地が固まりきらないため、面倒ですが2度同じ作業をする必要があります。

 

 

ステップ4:下地材をまいてならす

 

ステップ3が終わったら下地材をまき、トンボを使いながら平らにならしていきます

 

 

天然芝から人工芝に張り替える場合は、下地材を使わないと下地を硬く平らに仕上げることが難しいです。

 

なので、ぜひ下地材を使用していただけたらと思います。

 

DIYにおける下地材としては山砂がおすすめです。Amazonなどの大手通販サイトで手軽に手に入ります。

 

(本来、下地材は人工芝専門の「コンクリート材質の下地材」を使うのがベスト。ですが専門業者しか入手できないため、DIYでは山砂を推奨しています。)

 

 

ステップ5:下地材を転圧する

 

 

下地材をならしたら、ステップ2~3と同様に地面に圧力をかけ固めていきます。

 

ここまで転圧を繰り返す理由は、人工芝をキレイに仕上げ長持ちさせるためです。

 

転圧がしっかりされているかどうかで、仕上がりの質が大きく変わります。大変な作業ですが、頑張ってください!

 

ステップ5で下地は完成です。次は防草シートを敷いていきます!

 

 

ステップ6:防草シートを敷く

 

 

下地が完成したら、雑草対策のために防草シートを敷いていきます。ズレないよう、U字釘で固定してあげてください。

 

もしかしたら「天然芝を全部抜いたしこれ以上雑草は生えないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

 

ですが、

  • 風で種が飛んでくる
  • 服や動物の体にくっついた種が落ちる

などの理由で、対策しないと雑草は生えてしまいます。

 

そのため、防草シートで日光を遮断することで、雑草が育たない環境を作りましょう!

 

 

ステップ7:人工芝を敷いてU字釘で固定する

 

 

防草シートを敷いたら、いよいよ人工芝を敷いて、外周をU字釘で固定していきます。

 

ただし、いきなり敷くのではなく、必ず仮敷きをして完成形をイメージしてから行ってください。

 

仮敷きをしないと長さの調節ができないだけでなく、人工芝のしわも伸び切りません。

 

また、U字釘を打ちこむ際は注意。打ち方を間違えると釘が目立ってしまう可能性があります。

 

U字釘の打ち方は、以下の手順を参考にしてください!

【釘が目立たないU字釘の打ち方】

  1. U字釘の頭が地面から1cm出るようにハンマーで打ち込む
  2. U字釘に挟まった芝をどかす
  3. 残りの1cmを打ち込む

ステップ8:ゴミを撤去して完成

 

 

最後にゴミを撤去したら完成です。

 

なお、剥がした天然芝の廃棄方法は地域によって違います。それぞれの自治体に確認してみてください。

 

 

古い人工芝を新品に張り替える方法

 

先ほど天然芝から人工芝に張り替える方法をお伝えしましたが、古い人工芝から新しい人工芝へ張り替えたい方もいると思います。

 

そんな方に向けて、簡単に張り替えの方法をお伝えしていきますね。

 

 

ステップ1:古い人工芝を剥がす

 

 

まずは古い人工芝を剥がしていきます。

 

剥がし方は自由ですが、力づくで剥がして下地を傷つけないよう気をつけてください。

 

 

ステップ2:下地材を追加して古くなった下地を整える

 

古いのは人工芝だけではなく、下地も同じです。

 

長年使用した下地は多かれ少なかれデコボコになるので、下地材を追加しましょう。

 

 

下地材を追加したら、しっかり平らにならしていきます▼

 

 

上記が終わったら、あとは天然芝の張り替えの「ステップ5:下地材を転圧する」以降と手順は同じです。

 

 

人工芝の張り替えは失敗すると大惨事!不安ならプロに相談しよう

 

 

これまで人工芝の張り替え方法をお伝えしました。ですが、本来人工芝の張り替え作業は難易度の高い作業なんですね。

 

また、剥がし方を間違えると下地がぐちゃぐちゃになり「張り替え前より汚くなってしまった」というケースも珍しくありません。

 

不安な場合は無理にご自身で張り替えず、専門業者へ依頼することをおすすめしています。

 

弊社も人工芝の専門家として施工を受け付けているので、ぜひご検討いただけますと幸いです。

 

 

人工芝の張り替えに関するQ&A

 

ここでは、人工芝の張り替えに関してよくある質問と回答をお伝えしていきます!

 

 

Q:そもそも人工芝は張り替える必要があるの?

 

A:ちゃんと人工芝専門業者に施工を依頼した場合、張り替えを考える必要はありません。

 

ただ一方で、DIYの場合や不慣れな業者が施工した場合は、全面張り替えというケースも多いです。

 

「なぜDIYなどの場合は張り替えの必要が出てくるの?」というと、主に以下3つが原因です。

【DIYなどで施工した人工芝の張り替えが必要になる主な原因】

  • 芝の品質の差…人工芝の品質が低いと、葉がぺたんこになってしまうため
  • 下地の質の差…下地が上手く固められておらず、デコボコになりやすいため
  • 施工の質の差…人工芝がめくれたり隙間から雑草が生えたりするため

専門業者の場合は、ホームセンターや大手通販サイトでは売っていない良質な芝を使用し、施工でも専用の工具や機械を用います。

 

下地や施工も安定するため、施工業者に依頼した基本的に張り替えの必要はありません。

 

(長年使用すると一部分だけ破損する場合がありますが、部分補修をすれば10年以上は使用できます。)

 

 

Q:人工芝は何年使ったら張り替えるべき?目安の時期や期間はある?

 

A:一般的に張り替えの目安と言われている年数は、以下の通りです。

  • 人工芝専門業者(弊社含む)が施工した場合:10年以上
  • 外構業者が施工した場合:6年
  • DIYで施工した場合:2年

※あくまで目安であり、全てに当てはまるわけではありません。

 

実際に張り替えるべきかどうかは、年数ではなく「人工芝の状態」で決めることをおすすめします。

【人工芝の張り替えを検討するべき状態】

  • 下地や人工芝がデコボコになっていて、気になる場合
  • 人工芝の汚れが気になる場合(掃除や高圧洗浄機である程度綺麗に保てます)
  • 人工芝の葉が薄くなってきたのが気になる場合
  • 人工芝の継ぎ目や壁沿いに隙間ができている場合

これらのうちどれかに当てはまる場合は、張り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

Q:人工芝の張り替え費用は1㎡あたりどれくらいの値段?

 

A:古い芝の廃棄費用を含め、概ね8,000円/1平米ということが多いです。

 

 

まとめ:人工芝の張り替え方法をもう一度おさらい!不安なら専門業者へ依頼がおすすめ

【天然芝から人工芝へ張り替える方法まとめ】

  1. 天然芝を剥がす
  2. 土をならして固める
  3. 再度土をならして固める
  4. 下地材をまいてならす
  5. 下地材を転圧する
  6. 防草シートを敷く
  7. 人工芝を敷いていく
  8. ゴミを撤去して完成

人工芝の張り替えは、慣れるまではコツが必要です。初めての場合は何日もかかったり、下地がうまく固まらなかったりすると思います。

 

大変かもしれませんが、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!

 

もし、

 

「自分で張り替えられるか不安…」
「失敗して庭をぐちゃぐちゃにしたくない…」

 

という場合は、お気軽に人工芝専門施工業者の弊社にもご相談いただければ幸いです。